【遷延性識障害】人身傷害と自賠責1億円を見直し、訴訟で倍額和解
26歳男性、遷延性識障害1級、赤点滅信号進入、人身傷害と自賠責1億円で終了とされた事案。我々が過失と損害を見直し訴訟で2億円(2倍)の和解。
車で赤信号点滅交差点へ侵入し、黄色点滅信号からの車両と衝突した。
自宅介護にかかる費用を認め、過失割合を80%から60%に変更した。
- 被害者の状況
26歳男性
遷延性意識障害1級
- 相談の経緯
6,000万円と自賠責4,000万円の1億円を受領して終了と思われていたものの、両親から相談があった。
- 裁判所の判断
80%過失を60%に減縮した。
9,400万円で和解し、合計約2億円で解決した。
高崎地裁・東京地裁管内 和解 2013
- 当事務所のコメント
2億5~6千万円が予想できるので、それに近い解決が出来た。両親が当初想定していた倍額で和解した。
- 損害額
損害額(単位:万円) |
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将来介護費 |
約9,800万円 |
逸失利益 |
約9,300万円 |
住宅改造費用 |
約2,000万円 |
車両改造費用 |
約250万円 |
将来車椅子費用 |
約100万円 |
将来ベッド費用 |
約300万円 |
将来リフト費用 |
約500万円 |
将来浴槽費用 |
約500万円 |
将来雑費 |
約1,400万円 |
将来治療費 |
約100万円 |
傷害慰謝料 |
約400万円 |
後遺障害慰謝料 |
約3,400万円 |
その他 |
約1,450万円 |
損害額 |
約2億9,500万円 |
過失60%控除後損害額 |
約1億1,800万円 |
自賠責控除 |
-約4,100万円 |
※調整金 |
約1,700万円 |
和解額 |
約9,400万円 |
※遅延損害金及び弁護士費用相当額 |
受領金額
人身傷害 約6,000万円
自賠責保険 約4,000万円
本件和解 約9,400万円
受領額合計 約1億9400万円