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74歳2級自賠責上乗せゼロから3.5倍|高次脳|交通事故

水戸地裁管内 和解

被害者の状況

①74歳・男性(農業)
② 横断歩道のない道路を横断中、左方から走行してきた加害車両が衝突
③ 脳挫傷による高次脳機能障害2級

認められた主な損害費目

損害額(単位:万円)

 

将来介護料

約4,580万円

逸失利益

約900万円

住宅改修費用

約610万円

休業損害

約320万円

傷害慰謝料

約320万円

後遺障害慰謝料

約2,370万円

その他

約680万円

損害額

約9,780万円

過失10%控除後損害額

約8,800万円

既払控除(任意)

-約160万円

既払控除(自賠責)

-約3,000万円

近親者慰謝料

約600万円

調整金

約1,260万円

和解額

約7,500万円

詳細

加害者の主張

①被害者の過失割合は20%である。

②高齢かつ収入が少ないから、自賠責を超える賠償金の支払いは生じない

③将来介護料の必要はない

④住宅改造費は必要ない

裁判所の判断

①本件は被害者が自賠責保険金を取得後、当事務所に相談に来られた事案である。当初、加害者側の損保からの提示額は「自賠責の3000万円で賠償は完了した」つまり「ゼロ」という説明だったため、当事務所は、被害者の障害がいかに重いものであるかについて家族から詳しく聞き取りを行ったところ、常時介護の必要性が明らかとなった。

②家族が仕事に就いているため、職業介護人が必要であることを主張したところ、裁判では高次脳機能障害2級に対して常時介護が認められ、症状固定後3年間は1週間8万6,000円、その後8年間は1週間11万6,000円の将来介護料を獲得することができた。

③過失割合は、20%を10%にまで下げることができた。

④住宅改修費用についてもゼロ主張をくつがえし、610万円を獲得。

⑤慰謝料については、1級以上の計2,970万円を認めさせることができた。

⑥自賠責の3,000万円で終わりだと告げられていた事案だったが、結果的に7,500万円が上乗せされ、74歳の高次脳被害者としては異例の計1億500万円という賠償金を受け取ることができた。当初は苦しんでおられたご家族だったが、当事務所にご依頼いただき大変喜んでいただくことができた。

当事務所のコメント

①本件は事故から解決までに4年半の歳月が経過していたため、和解時には調整金としては極めて高額な1,200万円も付加された。これも当事務所の訴訟実績が反映されたものといえる。

②損保側からの安易な「ゼロ円提示」に屈して、早々に示談に応じず、低い提示に納得できないときは、早めに交通事故に詳しい弁護士にご相談されることをお勧めしたい。