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片足切断、高額な将来義足代を認め高額和解|交通事故 弁護士

水戸地裁管内 和解

■上下肢切断・機能障害他(判例027)
■後遺障害等級:併合3級 確定年:2012年
■水戸地裁管内 和解

被害者の状況

①36歳・男性(新聞配達店・店長)
② 足大腿部切断(併合3級)。義足が足にフィットするまでの3年間は、我々が受任して、その理由を医師と協力して明らかにした結果、休業損害が支払われたので、その期間は安心して治療にあたることができた。

認められた主な損害費目

損害額(単位:万円)

逸失利益

約4,700万円

装具費

約1,500万円

休業損害

約960万円

車両改造費

約40万円

傷害慰謝料

約440万円

後遺障害慰謝料

約2,200万円

その他医療費等

約2,750万円

損害額

約1億2,590万円

既払控除(任意)

-約3,400万円

既払控除(自賠責)

-約2,200万円

※調整金

約1,890万円

和解額

約8,880万円

※弁護士費用及び遅延損害金相当額

詳細

本件の問題点

被害者は義足をつけて社会復帰を図ろうとしていたが、義足がなかなか足に合わず、長い時間をかけて何度もフィッティングやチェックを繰り返していた。

裁判所の判断

・被害者状況を把握していた当事務所は、義足のフィッティングに苦労したことを緻密に立証し、賠償の中に将来の義足代が盛り込まれるべきだと主張。その結果、装具費としては極めて高額な約1,500万円を認めさせることに成功した。

・結果的に総額1億1000万円。併合3級としては極めて高額な賠償額で和解。

当事務所のコメント

・被害者は事故直後から当事務所の無料相談を利用し、その後、何度も我々とやり取りを繰り返してきた。足切断の症状固定までは時間がかったが、その間、相手側の損保会社に状況を報告し、相談しながら話を進めてきたことが、結果的にスムーズに進むきっかけとなった。

・新聞配達員という不安定な職業でありながら、3級で1億1,000万円という高額賠償となった。